ウイルスの国内感染者は推計100万人以上もいる。

感染経路、性交渉か母乳

 ウイルスの国内感染者は推計100万人以上もいる。治療が難しいだけに感染防止が大切だ。ただ、感染力は非常に弱く、せきやくしゃみ、銭湯、食器、蚊などから感染することはない。大人の主な感染経路は性交渉に限られる。

 http://www.travelog.jp/user/profile/mp_profile.php3?userid=dvxcbnnb http://lets-robot.com/userinfo.php?uid=8861子どもは主に、感染者の母親が分泌する母乳からうつる。母から子に感染する割合は、母乳を与え続けると17.7%だが、粉ミルクなどを使うと3.3%に下がることがわかっている。
どうしても母乳を望むなら…

 現在、HTLV―1感染は妊婦健診の時に公費負担で調べている。マニュアルでは、感染がわかった母親に対し、原則として粉ミルクなどによる「完全人工栄養」を勧めると明記した。

http://www.passerelle.or.jp/userinfo.php?uid=2021 http://pepakura.info/userinfo.php?uid=1819 これまでの医師向けマニュアルには「生後90日未満の短期間授乳」や「凍結母乳の使用」も選択肢に挙げられてきた。今回は、感染が防止できるか科学的に証明されていない点を指摘し、短期間授乳などは「感染のリスクを説明しても母親が母乳を与えるのを強く望む場合」に限定した。